漏性皮膚炎とはどんなものですか?

質問

17歳、高校生です。
クラスに凄いにきびで悩んでいる子がいます。
先日、皮膚科に相談に行ったらしいのですが、顔にできていたものは、にきびではなかったそうです。
脂漏性皮膚炎と言われたそうですが、にきびとは違うのですか?

答え

脂漏性皮膚炎なんて、聞きなれないですよね?これは、皮脂の分泌量が多い頭皮や鼻周辺にできやすく、にきびによく似た湿疹ができたり、脂っぽいフケがでたり、毛穴が開き皮脂が多く分泌されるなど、症状もにきびとよく似ています。
他にできやすい箇所は、脇や股、背中の上部や前胸部などの脂っぽい部分です。

カビの一種、マラセチア菌

脂漏性皮膚炎の原因は、食生活や男性ホルモンなども上げられますが、カビの一種であるマラセチア菌という真菌が原因ではないかとも言われます。
このマラセチア菌は皮膚の表面に常在している脂が大好きなカビです。
この菌が分解した脂の成分が肌に刺激を与えたり、皮膚がこの菌に反応して湿疹ができるようです。
脂漏性皮膚炎はにきびとは違うため、治療法も異なります。
また、にきびと合併して発症することも多く見られます。
自己判断は難しいので、おかしいかな?と思ったらすぐに皮膚科に受診しましょう。

健全な生活習慣・清潔を心がけて

脂漏性皮膚炎の治療は、ステロイド剤と抗真菌剤のニゾーラルローションやニゾーラルクリームを用います。
薬以外では真菌の増加を抑制することが重要です。
洗顔・洗髪をしっかりと丁寧に行い、過剰な皮脂を取り除きます。
枕カバーは毎日取り替えて清潔にしましょう。
皮脂の分泌を抑えるビタミンBを摂取したり、ストレスを溜めない事も大切です。
アルコールやタバコはビタミンB類を消耗させますので、控えたほうが良いでしょう。
にきびや他のトラブル同様、生活習慣の見直しは必須です。

フィード